ひとりの保護者として担任の先生に提案してみた。
中1ギャップを解消するために、小学校と中学校が
今まで以上に密な情報交換、密な連携がとれないものか、
というもの。
現在中1のお子さんやそのお母さんが抱えている悩み事は、
目の前の小学生のお母さんたちにも数年先に巡ってくる。
決して学校批判や苦言ではなく、建設的な要望のつもりだったのだが、
こういうことを保護者が口にするとマイナスイメージらしい。
なごやかな空気が急に硬化してしまった。
そして感じるのは、小中間の距離が近そうで遠いということ。
場違いで余計なことを言ってしまったかなという反省と、
でもこれから中学生になる子どもたちのために
知らぬ存ぜぬではいけないという気持ちが半々。
いや、家族のことを考えると後悔の念の方が大きかったか。
「俺、べらべらと喋っちまったよ。出過ぎた真似だったよな。ごめん。」
と家内にも謝った。何とも重たい気分だった。
次の日になって、
同席していたひとりのお母さんからのメールが家内に届いた。
発言した私への感謝であった。
「教えてくださってありがとうございました。」と。
問題解決の道のりは遠いけれど、それを読んでちょっとだけ心が軽くなった。
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